シリーズ400万部突破!マンガで楽しく、手軽に読める『子育てハッピーアドバイス』シリーズ

子育てハッピーアドバイスシリーズ

  • ホームに戻る
  • 子育てハッピーアドバイスはこんなシリーズです
  • 読者の広場Q&A質問コーナー
  • 著者の紹介
  • ニュース
  • レビュー

子育てパパ・ママに贈る 今日の一言

子育てハッピーアドバイス シリーズ一覧

Q&Aコーナー


自己肯定感を育むのに、いちばん簡単で、有効な言葉は?

子どもの自己肯定感を育むのがいちばん大事だという話を、いつもしていますが、そのために、いちばん簡単で有効な言葉は、「ありがとう」という言葉です。
「ありがとう」という言葉は、お礼の言葉であると同時に、相手の存在価値を高める言葉です。われわれが、人からありがとうと言われてどうしてうれしいのかというと、お礼を言ってくれたからうれしいというよりも「自分が人の役に立った」「自分がやったことに意味があった」と思えるからうれしいのです。

特に、自己肯定感の低い子ども、「どうせおれなんか」と言うような子どもに、何かいいところを見つけて、「これ、君のおかげで助かったよ。ありがとうね」と言うとすごくうれしそうな顔をします。
なぜかというと「どうせおれなんか、おらんほうがいい」と思い込んでいる。そういう自分にありがとうと言ってもらえたということは、自分みたいな人間でもちょっとは人の役に立っているのかな、自分みたいな人間でも生きていてもいいかなと思えるのです。

ですから、ありがとうという言葉は、相手の存在価値を高める言葉であり、最高のほめ言葉なのです。

ある学校で、子どもたちにアンケートを取りました。大人からどういう言葉をかけてもらうとうれしいか。
いろいろなほめ言葉があります。「頭がいいね」とか「かっこいいね」とか。
ところがその中でトップに挙げられたのが、「ありがとう」という言葉でした。
それほど、子どもたちは大人からありがとうという言葉をかけられるとうれしいし、もっと言ってほしいのです。
しかし意外と大人から子どもにはありがとうと言っていません。でも、子どもには求めますよね。「ありがとうは?」と。
でも大人からも、ちょっとしたことでいいのです。左の物を右にやった、そういうことでも「ありがとうね。助かったよ」って言っていく。そういうことで、自己肯定感が育っていくのです。

「自分も人の役に立てるんだ」「自分も必要とされることがあるんだ」「自分も生きていていいんだ」、こう思える、自己肯定感こそが、生きる力そのものです。生きる力を育てる教育、それは、イコール自己肯定感を育む教育です。こういう土台があって、初めて勉強をがんばろうと思えたり、世の中のルールをきちんと守ろうと思ったりする、原動力となっていくということです。