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毎日ゲームばかりして、何に対しても意欲がありません

(質問)
小学生の子どもが、何に対しても意欲がなく、毎日ゲームばかりしています。
どうしたら、この子を変えることができるでしょうか。

?(答え)
このままでは、この子はどうなるのだろうか、と将来を心配しておられる親御さんの気持ちはよく分かります。
そして、親がどのように接したら、この子を、もっと意欲のある子に変えられるのだろうか、と悩んでおられるのだと思います。

実は、「この子を何とか変えたい」という気持ちは、親としては、子どもを心配する愛情から出ているのですが、子どもには、必ずしもそのように伝わっていないことがあります。

つまり、「変えたい」ということは、「今のおまえはダメだ」という否定のメッセージになっているのです。
「ダメだから、変えなきゃならないんだ」と反論されるでしょうが、あまりにも、「おまえはダメだ」というメッセージが本人に伝わりすぎると、本人の自己評価を下げ、変わろうとする意欲まで、なくさせてしまうことがあります。

実際、かなり意欲が低下している人を見ると、最初から意欲がなかったわけではなくて、ある時期までは、周りに無理に合わせてやっていた、ところが、ある時から、それに疲れてできなくなった、それを、「怠けだ」「やる気がない」と叱られているうちに、ますます疲れがひどくなって、意欲を失った、という人が少なくありません。

何に対しても意欲がない、と言われますが、生活している限りは、全く意欲がない、ということはないはずです。
ゲームをする、というのも、1つの意欲です(「こんな意欲、あっても意味ない!」と言われるかもしれませんが、医学的には、立派な意欲です)。

それ以外にも、生活の中で、本人なりに「やろう」と思っていることもあるはずです。それを見つけて、認めていく。やらないことを責めるのではなくて現在、やっていることを見つけて認めていく。
そして「よくやってくれたね」「ありがとう」という言葉をかけていく。

「ありがとう」と言って、やったことの10に1つくらいは、続けてやってくれるかもしれない。
そうなってきたら、こちらからも
「どうして○○しないんだ」
と責めるのではなくて、
「今度、○○してくれると、助かるんだけどな」
と頼んでみます。それで、やってくれたら、こちらも大いに喜んで
「助かったー! ありがとう!」
と感謝の気持ちを伝えていく。
こういうことの繰り返しで、少しずつ元気になってくる人が多いです。

親が、「変えよう、変えよう」と思っている間は、子どもはなかなか変わりません。
逆に、「変わらなくてもいい。今のままでも、けっこうこの子なりにやっているんだから」と本当に思えた時、初めて子どもが変わり始める、ということが、案外あるように思います。