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間下このみさん、『子育てハッピーアドバイス』の魅力を語る
2008年8月25日
女優で写真作家の間下このみさんと、『子育てハッピーアドバイス』シリーズの著者・明橋大二先生に、子育てのポイントを語っていただきました。
間下さんは、難病を乗り越え、一児を出産した体験をつづった『ママになりたい…/たまご日記』の著者。子育て世代に大きな反響を呼んでいます。
1歳半の女児の母でもある間下さんは、シリーズの愛読者であり、毎日の子育てに、明橋医師のアドバイスを生かしているといいます。
写真=下林彩子
――最初に、間下さんと、『子育てハッピーアドバイス』の出会いを教えていただけませんか。
間下 :ちょうど子どもが生まれたころだったと思います。何かのテレビで見ました。母からも、「この間テレビで、抱きぐせをつけてもいいって言ってたよ。そういう本が出ているらしいよ」と言われ、夫が買ってきてくれたんです。そうしたら納得することがいっぱいありました。
――やはり、「抱きぐせをつけてはいけないというのは、間違い」というところに共感されたのでしょうか。
間下 :そうですね。私自身も一人っ子で、周りから甘えさせすぎじゃないかと言われるほど、かわいがられて育ったんです。母が今、この本を読んで「自分は間違ってなかったんだ」と、胸を張っています(笑)
明橋 :間下さんのご本は、私も涙なくして読めなかったんですけど、読むと子どもさんへの愛情というのをすごく感じるんですね。それは、お母さん自身が間下さんに愛情を注いで大いに抱っこして育てられたからなんだなと思いました。


きぐせはつけてもいい

間下 私の小さいころって、「抱きぐせをつけたらダメ」っていう時代でした。それでも母は抱っこしたほうがいいと思って私を育ててくれたんですが、私にとってはこれが初めての子育てなので、母の言うことが本当に正しいのか、確信を持てず迷っていました。でも、甘えさせたい。私もやっと手に入れた子どもですから。先生の言葉で、「よし、自信を持って抱きぐせをつけよう」と思えました。
明橋 「抱きぐせをつけてはいけない、は間違い」と、専門家の世界では、ハッキリ結論が出ているんです。だからこの本を出した時も、そういうことは、みんな知っているだろう、だけど一応念のために、と思って書いたら、実は、全国からの愛読者アンケートで、いちばん反響が大きかったんですね。「この本を読んで抱っこしていいんだと分かり、すごく楽になりました。子どももすごく落ち着いてきました」と。抱っこやスキンシップをすることで、子どもは、「甘えを受け止めてもらった」という安心感、「自分は大切にされている」という自己肯定感が育まれるんです。
間下 :「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」、あの言葉、すごくうれしかったです。やっぱり「厳しく育てないと、立派な大人になれないんじゃないか」と、思いがちなんですけれど。甘えない人が自立するんじゃなく、「甘えていいときに、じゅうぶん甘えた人が自立する」という言葉、とても参考になりました。
――間下さん自身も、娘さんとじゅうぶんにスキンシップを?
間下 :そうですね。ちょっと甘いくらいかもしれないですけれど。赤ちゃんの時期は、泣いたらすぐに抱っこして声をかけたほうがいいってあったので、それはよく実践していたんですね。そうしたら、自己肯定感が育まれすぎたというか(笑)、いいことをすると自分で手をたたいて喜ぶくらい、自分大好きな子になりました(笑)


反抗やイタズラは自立のサイン

――毎日の子育ての中で、このアドバイスが生きているなと感じるのは、どんなことでしょうか。

間下 やっぱり、1歳半になって、イタズラをするようになったんですよ。で、イライラすることもたくさんあって、つい「何やってんのー」とか言いたくなっちゃうんです。そういう時に、「反抗やイタズラは自立のサイン」とあるのを見て、ほっとするというか、ちょっとリラックスできるんです。「これはわざとじゃないんだから、がまんして、がまんして」っていうふうに。

明橋 :まあ、実際、イラストの太田知子さんは、家庭の中を見ながら描いていたみたいですよ。文章だけだと説教くさくなってしまうんだけれど、マンガだと笑えますし、「あるある」、みたいなね。
間下 :ほんと、このとおりで、笑っちゃうんですよね。「あ、これ、私と一緒だ」みたいな。洗濯とか掃除とかやっている時に邪魔されたりとか、何か壊されたりだとかすると、ほんとにカーッとなっちゃうんですよ。でもその時に、もう子どもの目がキラキラしているんですよね(笑)まあ、5回に1回くらいは、ちょっと怒っちゃうかもしれないですけれど(笑)

東京・御茶ノ水の、山の上ホテルにて

怒るのもオーケー

明橋 :怒るっていうのは、それだけ子どもに関わっている証拠なんです。関わりのないところに、怒る、ということは起きません。これだけ一生懸命、何とか子どもに、「こうしてほしい、ああしてほしい」と思うから怒るわけで。そういう意味ではね、怒るのもオーケー、こんなに一生懸命育てているんだから、それでギブアンドテイクみたいな(笑)
間下 :そう言っていただくと、本当に心が楽になります(笑)どうしても、母親って、焦っちゃうんですよね。「ちゃんとルールが分かっていないと、幼稚園でみんなにのけものにされちゃうんじゃないか」とか、「先生に怒られちゃうんじゃないか」とか。しっかりさせようと、ついつい思っちゃうんです。
明橋 :このままでは、どんどんわがままがエスカレートしてしまうんじゃないかと思って、1歳、2歳でもがまんさせちゃったりとか。だけど実際はそうじゃなくて、そういうものにつきあって、3歳、4歳になるうちに、だんだん分かってくるわけです。この1歳半や2歳の時に、あまりにしつけや、ルール優先で抑え込むと、逆に、この時代できなかった不満が後になって出てきます。むしろやるべき時に、わがままをやった人が、ちゃんと大人になっていくということですね。


しつけ、勉強より大切なこと


『子育てハッピーアドバイス2』より
間下 本の中に、図が描かれていますよね。自己評価、しつけ、勉強という(右図)。あれも大切だなと思います。周りを見ていても、まず勉強から始めちゃうお母さんとか、正直いるな、と。
明橋 勉強というのは、できるか、できないかを比較するんですね。できたらオーケー、できなかったらあんたはダメ、というように。ところが、自己評価、自己肯定感はそうじゃないんです。「できても、できなくてもあんたオーケーだよ」、0歳から3歳は、そういうことを伝える時期なんです。その時期は、じゅうぶんに甘えて遊ぶ。そういう子は7歳くらいになったら、必ずいろんなことに好奇心が出てくるんです。その時に勉強させればいいと私は思います。
間下 :今は甘えさせていいんですね。
明橋 :そう思いますね。

間下 :やっぱり、先生に肯定していただけると、自信持てるんですよね。どうしても自分独りの考えだと、「もし間違っていたらどうしよう」と思ってしまって。先生に責任を押しつけているわけじゃないんですけれど(笑)、すごく、力になってもらってる気がします。私は子どもが生まれた時に、『ハッピーアドバイス』を知ることができて、本当にラッキーだったと思います。

 

間下このみ女優・写真作家。昭和53年、東京都葛飾区生まれ。2歳でモデル事務所に所属。TBS系ドラマ「スクールウォーズ」や、フジテレビ系バラエティー「所さんのただものではない」など、ドラマ、CM、舞台など、幅広く活躍し、国民的子役スターとなる。中学入学と同時に学業を優先し芸能活動を自粛。その後、写真の技術を磨くためにアメリカへ単身留学。帰国後に出版した写真作家としてのデビュー作はビジュアルブックとして異例のヒットを記録する。
間下このみさんの 『ママになりたい…/たまご日記』
おなかの中の小さな命を守るために難病と闘った日々を、夫の残していた実録日記と共に書籍化。子どもを生むこととは、母親になることとは――。妻と夫、それぞれの視点からつづられた2作品を収録。左右どちらからでも読むことができる両面表紙構成となっている。 発行:ランダムハウス講談社