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Q&Aコーナー


いじめを解決するためには?

(質問)
うちの子はおとなしい性格で、幼稚園でも、他の子どもにいじめられても反発しないので、心配しています。
いじめを解決するためには、どうすればいいのでしょうか。

(答え)
いじめといっても、ある程度、お互いにやり合っているようなものなら、少し様子を見ていいと思います。けんかをしても、しばらくすると、また一緒に遊んでいるのも、子どもの世界ならではのいいところですし、それで人間関係を学んでいく、という部分もあります。
しかし、一方的で続く場合は、やられる側がつらいですし、やはり大人の介入が必要になります。

まず大切なのは、「いじめをされる側は、ちっとも悪くない」ということです。
よく、自分の子どもがいじめをされているのを知ると、「引っ込み思案だからじゃないか」とか、「内気だから」「心が弱いから」と、自分の子どもの性格のせいだと考えてしまう親御さんがあります。
では、そういう子には、いじめをしてもいいのでしょうか。
絶対にそんなことはないはずです。
いじめは、いじめをする側が悪いのであって、される側は決して悪くないのです。

ついつい私たちは、いじめを受けた子に、「あんたももっと強くなりなさい!」とか、「おまえも少しは言い返したらどうなの?」などと言ってしまいます。
ということは、いじめをされる側にも非はあるのか、ということです。

絶対そんなことはないはずです。
いじめられる子は決して悪くない、いじめというのはいじめる子が間違っているんだし、おかしいんだよ、あなたは、いじめられて当然の理由なんか決してないんだよ、と伝えていくことが大切です。
 
もう一つ、いじめ解決のポイントは、いじめる子への関わりです。
いじめる子の中にも、悪気はなく、ついつい子どものいたずらがエスカレートした場合があります。そういう場合は、たとえ悪気はなくても、相手は傷ついているのだから、やってはいけない、ちゃんと謝ろう、と伝えると、比較的素直に謝ります。

ところが悪気があってわざとやっている場合は、いじめる子にも事情があることが多いです。いじめる子がどこかでストレスを抱えていて、それをいじめという形でぶつけているのです。

こういう子にいじめをやめさせるためには、ただ、いじめを注意するだけでは解決しません。その子がどうしてそんなにストレスを感じているのか、その背景を聞いてやり、それを解決してやらないと、そういう子はいじめをやめません。
なぜかというと、「自分の苦しみは誰も気づいてくれない、なのに相手の苦しみばかり、大人は解決しようとする。なら、自分の苦しみは誰が気づいてくれるの? 誰が解決してくれるの?」と納得できないからです。

自分を大切にしてもらって、子どもは初めて他人を大切にすることができるのです。
いじめの対応のポイントは、実は、この加害者のケアにあるといっても過言ではないのです。