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Q&Aコーナー


友達に意地悪をする息子に「思いやりの気持ち」を持たせるには?

(質問)
小学2年生の男の子です。学校で、友達に意地悪をしたり、カッとしてたたいたりすることが多く、そのつど厳しく注意されているようです。
先日、担任の先生から、「もっと思いやりの気持ちを持てるよう、親御さんからもしっかり指導してください」と言われ、何度も厳しく叱っているのですが、全然直りません。
どうすればよいでしょうか。

(答え)
とっても元気のいいお子さんのようですが、元気が余りすぎて、困った行動も出てきているようですね。
こういう場合は、親御さんも、先生と子どもの間に挟まれて、とてもつらい思いをするものです。
確かに、悪いことを、悪いと指導したり、思いやりの気持ちを教えることは大切なことですから、担任の先生も、親御さんも、きちんとした対応をされていると思います。

ただその際、素直に反省して、行動が直っていく子どもはいいのですが、中には注意しても、直るどころか、よけいに悪くなる子もいます。その場合は、単に注意したり、叱ったりするだけでは、じゅうぶんではないようです。

なぜ、この子は、友達に意地悪したり、カッとしてたたいたりするのでしょうか。
小さな子どもが、生まれつき、人に意地悪したり、たたいたりするとは、あまり考えられません。きっと理由があるはずです。

「思いやり」の気持ちを持たせることが大切だといわれますが、こんな時にはまず、大人から、子どもの事情について、「思いやって」やることから始めてはどうでしょう。

このような子どもは、たいてい、別のところでつらい目にあっていることが多いです。上級生からいじめにあっていたり、最初は悪気でなかったのに、先生から頭ごなしに叱られることが続いたとか、お父さんから、暴力を受けていたり、お母さんが、妹弟にかかりきりになって、「あんたはお兄ちゃんなんだから」といつも叱られていたり……。子ども自身が敏感な子で、周囲の空気を察知して、自分から我慢してしまっている場合もあります。そんな中で、つらい気持ちのはけ口が、クラスの子に向かっていることがあるのです。

そんな時は、そういう事情を大人が察して、「そういうことがあったんだね、気がつかなくてごめんね」と伝える。
そのうえで、「そういうことは、もう決してないようにするから、君も、友達に、意地悪をするのはやめよう」と言っていくと、すぐには変わらなくても、徐々に収まっていくことが多いです。

「思いやりの心を教えよう」と大人はよく言います。
しかし、それを言うなら、まず、大人自身、子どもたちの事情を、どれだけ思いやっているだろうか、と思うことが時々あります。

自分が思いやりをかけてもらって、初めて、人は、思いやりの心を知るものだからです。