シリーズ400万部突破!マンガで楽しく、手軽に読める『子育てハッピーアドバイス』シリーズ

子育てハッピーアドバイスシリーズ

  • ホームに戻る
  • 子育てハッピーアドバイスはこんなシリーズです
  • 読者の広場Q&A質問コーナー
  • 著者の紹介
  • ニュース
  • レビュー

子育てパパ・ママに贈る 今日の一言

子育てハッピーアドバイス シリーズ一覧

子育てハッピーアドバイスニュース 一覧に戻る

「明橋大二先生の 親子でホッとする子育て教室」が配信されました【2歳の娘が、自分の思いどおりにならないと人をたたきます】
2019年3月7日

こんにちは。ナビゲーターのりんこです。
先日、学年最後の懇談会がありました。
始めにいつも行われるのが、ゲームのようなエクササイズです。
子どもたちのコミュニケーション力を高めるためのプログラムの一貫で、親にも体験してもらおう、という試みのようです。
体を動かし、頭も使い、自然と笑みがこぼれますので、これで近くのママと仲良しになれます。
この授業が始まってから、「私は、自分のことが好きです」という設問に「全くそのそおり」と答える児童が少しずつ増えているそうです。
そうはいっても35%。
日本の子どもの自己肯定感は、まだまだ低いと、改めて知らされました。

それでは、今日も明橋先生のQ&Aからお届けします。

明橋大二先生の 親子でホッとする子育て教室【501号】

もくじ

◆子育て相談室Q&A
 2歳の娘が、自分の思いどおりにならないと人をたたきます
◆今週の一言メッセージ
◆ホッとインフォメーション
・新刊『HSCの育て方Q&A』の発刊記念イベント大盛況!


子育て相談室Q&A

【質問】 
2歳10カ月の娘が、自分の思いどおりにならないと、親や祖母をたたきます。
体をたたかれるだけでなく、顔をたたかれると冷静でいられなくなり、厳しく叱ってしまいます。
たたく理由は分かっていて、気持ちを酌み取って、言葉にして「いけない」と言うように心掛けてはいますが、思いどおりにならなければ人をたたく、物を投げる、という行為に冷静ではいられません。
赤ちゃん返りとイヤイヤ期をのびのびと全力で表現しているのでしょうが、どのように対応していったらいいのでしょうか。

【答え】
こういう質問は本当に多いですね。
2歳の子が、思いどおりにならないと、かんしゃくだけでなく、暴力をふるってくる。
そういうのを見ると、今でさえこうなんだから、思春期とか青年期になったら、超暴力的な子になるのではないか、暴走族とか、犯罪者になるのではないかと心配しておられるのだと思います。

しかし結論からいうと、これは、2歳児の、まったくふつうの行動です
だから、まったく心配ありません。

2歳になると、いろいろな自分の思いが出てきます。
ところが、そういうことをうまく言葉で表現できないので、それがかんしゃくとか、手が出る、たたくという行動となって出てくるのです。
要するに、自分の気持ちを言葉で表現できないから、こういうことになってくるのです。
ですがこれが、3歳、4歳くらいになると少しずつ収まってきます。
なぜかというと、言葉を覚えてくるからなのです。

この方も、何となくたたく理由が分かって、気持ちを酌み取ったうえで、いけないと言っている。このお母さんのされていることは、まったく正しくて、唯一の正しい対応なのです。

だからといってすぐにできるわけではなくて、やっぱり3歳、4歳になるのを待たなければいけない。
でも、年齢とともにそういう行動は落ち着いてくるのです。

よく、将来暴力的になるのではないか、といわれますけれども、われわれ医者が見ていると、思春期や青年期に暴力的になったり、いきなりキレたりする人というのは、むしろ、小さい頃は手のかからないいい子だったとか、大人しい子だったとか、いるかいないか分からない子だったとか、そういう子が多いのです。

すべての子がそうではないのですけれども、少なくとも、小さい頃に暴れている子は、逆に大きくなると落ち着いてくるのです。
それは、ちゃんと自分の気持ちを訴えて、周りにアピールできているからなのです。

ですから、これは2歳児のまったく正常な行動であって、赤ちゃん返りとイヤイヤ期を、のびのびと全力で表現しているのは素晴らしいことです。

お母さんは大変だと思いますが、しばらくつきあっているうちに、きっと収まってくると思います。

今週の一言メッセージ

ホッとインフォメーション

新刊『HSCの育て方Q&A』の発刊記念イベント大盛況!

このたび、待望の新刊『教えて、明橋先生! 何かほかの子と違う? HSCの育て方Q&A』が発売されました。
この本の発刊を記念して、3月2日(土)、紀伊國屋書店富山店で、明橋先生のトークイベントが行われました。

会場は、エスカレーターを上ってすぐの、店内中央に設けられた特設スペース。
県内だけでなく、石川県や岐阜県から駆けつけた方もありました。

講演後の質疑応答では、「新学期が始まるに当たり、HSCの子どもたちを、家庭でどのようにサポートすれば環境の変化を乗り切れるでしょうか」「HSCの上の子に手がかかり、下の子が寂しそうにしている気がします」などの切実な悩みに、じっくりと答えられました。

「子どもが不登校で朝起きられず、また、友達と一緒でないとなかなか通えません」という質問もあり、明橋先生はアドバイスされた後に、「今回の新刊に、不登校について私の言いたいことはすべて書きましたので、ぜひ読んでいただきたいと思います。何だか宣伝みたいですが(笑)」とおっしゃっていました。

1万年堂ライフからおすすめの記事

HSPの才能を発揮させるには、自分のペースで働けること:高野優のHSPマンガエッセイ⑰


【なみの子育て奮闘記】コウの登園しぶりは前夜から。静かに嫌がるタイプです

ココロほっとLINE@好評配信中!友だち登録してね♪

明橋大二先生のプロフィール

昭和34年大阪府生まれ、京都大学医学部卒業。
真生会富山病院心療内科部長。
児童相談所嘱託医やNPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザーとして、子どもの問題に関わる。
ホームページ http://www.akehashi.com/