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「明橋大二先生の 親子でホッとする子育て教室」が配信されました【長男が「いい子」すぎるように思えて心配です】
2019年2月7日

こんにちは。ナビゲーターのりんこです。
先日、家族で3度めのスキーに行った時のこと。
5年生の下の子が、「あともう1回滑りたい」と言って、独りでリフトへ向かいました。
どこから降りてくるんだろう?と目を凝らしていると、まさかの急斜面のてっぺんに、見覚えのある水色のウェアが…(゚〇゚;)
果敢に挑んだ理由は、リフトで隣になったスキースクールの先生が、ターンのコツを教えてくれたからだとか。
ちょっとした大人の後押しが、子どもにとっては大きな勇気になったようです。

それでは、今日も明橋先生のQ&Aからお届けします。

明橋大二先生の 親子でホッとする子育て教室【497号】

もくじ

◆子育て相談室Q&A
 長男は全く手がかからず、「いい子」すぎるように思えて心配です
◆今週の一言メッセージ
◆ホッとインフォメーション
 ・新刊『HSCの育て方Q&A』Amazon予約キャンペーン始まりました
 ・講演会情報


子育て相談室Q&A

【質問】 
5歳の長男と、2歳の次男の母です。
夫も私も、働きに出ていることもあり、平日は子どもたちと一緒に過ごす時間がほとんどとれません。
次男は、寂しいのか、私が家に帰ると、よく甘えたり、わがままを言ってきたりします。一方、長男は、全く手がかかりません。
それでつい、次男の世話に、かかりきりになってしまうのですが、長男は年ごろにしては「いい子」すぎるようにも思え、かえって心配になることもあります。

【答え】
子どもが小さい時、親が一緒にいてくれないと、子どもは不安になり、寂しくなります。その時、子どもがとる行動に、2つのタイプがあります。

1つのタイプは、普段関わりが少ない分、親が帰ってきたら、ここぞとばかり甘えたり、だだをこねたり、ぎゃあぎゃあ言ったりして、関わりを求めてくるタイプです。そういう子は、親も相手をせざるをえないので、結果的に、子どもも満足し、寂しさを埋め合わせることができます。
親は結構大変なのですが、こういうケースは、実はそんなに心配ありません。

ところが、もう1つのタイプは、不安になった時、寂しくなった時、いい子になって、親からほめられることで、不安を解消しようとする子です。
そういう子は、親の顔色をうかがって、自分の要求は我慢し、親にとって都合のよい行動をとります。
いい子というのは、親にとっては、手のかからない子なのです

そういう時に、弟、妹などが前者のタイプだと、ぎゃあぎゃあ言うので、相手をせざるをえない、でも、お兄ちゃん、お姉ちゃんは、自分でちゃんとできるから大丈夫、となります。
そうすると、結果として、もっとかまってほしくて、いい子になったのに、逆にかまってもらえない、という結果になってしまいます。
その結果、もっと不安になり、もっと寂しくなります。
そこで、もっといい子になろうとします。
そうすると、もっと手のかからない子になって、手をかけられなくなる、そうすると、よけい寂しくなる、という悪循環になる、こういうタイプの子があるのです。
そういう我慢や背伸びをし続けた結果、思春期に何らかの心のトラブルを生じてくる場合もあります。

ですから、こういうタイプの子は、いい子にしているからといって、あまり大丈夫と思わずに、下の子と同じようにかまってやる必要があるのだと思います。

ところが、こういうタイプの子は、いったんいい子になってしまうと、なかなかそういう枠組みから外れることができません。
こちらから、もっと甘えていいよ、そんなに気を遣わなくてもいいよ、と言っても、どうしたらいいのか分からないので、結局、やっぱりいい子になってしまいます。
かといって、ほめても、よけい、いい子に拍車がかかってしまうので、うまくいきません。

では、そういう子はどうしたらいいか。そこで、私がよく勧めるのが、「失敗を褒める」ということです。
たまに失敗した時、ドジした時、いい子じゃなかった時。
そういう時に、
「あんたもこういうところがあるんだねー。でも、そういうところも、とっても人間らしくていいよ。頑張ってる○○もいいけど、こういうドジする○○もいいなー」
と言うのです。
そうすると、今までいい子にならなきゃ、失敗してはいけない、と思って、気を張りつめていたのが、ほっとした表情に変わります。

そして、いつもいい子ばかりでなくてもいいんだ、と思えるようになると、だんだん自己主張が出てくるようになります。
あまりに子どもがいい子になっている、いわゆる過剰適応が心配される場合は、こういう対応のしかたもある、ということです。

明橋先生の 今週の一言メッセージ

ホッとインフォメーション

新刊『HSCの育て方Q&A』Amazon予約キャンペーン始まりました

HSCを持つ親御さんから寄せられた質問・悩みに答えるQ&A集を、今月20日に発売します。
発売に先がけて、スペシャル特典(明橋先生の動画)が当たる「Amazon予約キャンペーン」を実施いたします。
期限は2/10(日)23:59まで!
詳しくは、画像をタップしてごらんください。


講演会情報

3月9日(土) 東京都渋谷区
心療内科医 明橋大二先生×アレルギーっ子ママ 岸紅子
子育てハッピートークショー

時間:10時30分~12時
場所:大盛堂書店(渋谷区宇田川町22-1)   
主催:NPO法人日本ホリスティックビューティ協会
詳細:https://h-beauty.info/event/happy-choice-talk/

3月9日(土) 東京都品川区
明橋先生の子育てハッピーアドバイス講演会
『育てにくい子』と悩んでいませんか?~HSC(ひといちばい敏感な子)を中心に~

時間:14時~16時
場所:きゅりあん 小ホール(品川区東大井5-18-1)   
主催:品川区
詳細:https://bit.ly/2taR7IM


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明橋大二先生のプロフィール

昭和34年大阪府生まれ、京都大学医学部卒業。
真生会富山病院心療内科部長。
児童相談所嘱託医やNPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザーとして、子どもの問題に関わる。
ホームページ http://www.akehashi.com/