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子どものしつけで気をつけるべきことは
            

明橋大二先生の  親子でホッとする子育て教室【494号】

もくじ
◆子育て相談室Q&A
 ・子どものしつけで気をつけるべきことは?

◆今週の一言メッセージ

◆ホッとインフォメーション

 ・新刊『ここが聞きたかった!
   HSCの子育てQ&A(仮題)』来月発売
 ・「HSCトークセミナー」at梅田蔦屋書店、
   盛り上がりました!

子育て相談室Q&A

【質問】

子どものしつけについて悩みます。
しつけ方について、気をつけるべきことがあ
りましたら教えてください。

【答え】
しつけ方は大切です。確かに、間違ったしつ
け方を5年も10年も続けられると、親子の心
のパイプ詰まりの原因になることがあります。
私がしつけに関して大切だと思うことを、い
くつか箇条書きにしてみます。

(1) 引きこもり、キレる子ども、少年非行、少
年犯罪など、現代のいろいろな子どもの問題
が、しつけ不足で起きているケースはむしろ
少ない。どちらかというと、しつけすぎ(体
罰、厳しすぎるしつけ)のほうが問題です。

(2) しかし、しつけが不要ということではもち
ろんありません。基本的な生活習慣、他人の
ことを思いやる行動は大切です。

(3) その際、いちばん大切なことは、親自身が、
身をもって、あるべき姿を示していくことで
す。親が、子どもにしてほしいと思うことを、
親自身がふだんから、子どもの前でしていく。
そうすると、自然と子どもはまねていきます。

(4) 子どもに、「~しなさい」「~してはだめ」
と、言葉で指示、命令するしつけばかりを繰
り返していると、往々にして、叱ることが多
くなりがちです。
そうなると、子どもの自己肯定感を下げるだ
けで、効果は少ない。親が言っている間はやっ
ていたとしても、親が言わなくなると同時に、
やらなくなります。それでは、本当に身につ
いたとはいえません。

(5) 親の言葉で、子どもの行動を方向づけする
とするなら、その場合は、親が、「私は」を主
語にして、「うれしい」「悲しい」という言葉
を使うのがいいです。
「あら、洗い物してくれたのね。お母さんう
れしいわ。ありがとう」「あなたが、人の物を
黙って取るなんて、お母さんは悲しい」。子ど
もは、親を喜ばせたい、悲しませたくない、
という気持ちが、非常に強いです。その気持
ちに訴えかけるほうが、子どもには伝わりま
す。

(6) 子どもには、どんどん失敗させましょう。
先回りして、指示、命令するのでなく、失敗
から学ぶことを教えるのです。失敗した時に、
それを責めずに、今後、どうしたら同じ失敗
をしなくなるか、一緒に考えます。

(7) きちんとしつけなきゃならない、と思って、
子育てが負担になり、イライラしていると思
ったら、いったん、しつけなんて、もうヤ~
メた!と、放棄して、肩の荷を下ろして、深
呼吸してください。そのほうが、よほど子ど
もの将来のためにいい、ということもあるの
です。

明橋先生の 今週の一言メッセージ

ホッとインフォメーション

新刊『ここが聞きたかった! HSCの子育て
Q&A(仮題)』来月発売

昨年6月に『HSCの子育てハッピーアドバイ
ス』が発売されて以来、これまであまり知ら
れていなかったHSC(ひといちばい敏感な
子)に対する関心が高まっています。

新聞や雑誌、ウェブメディアでも、HSCを特
集した記事を目にするようになり、徐々に、
「うちの子は間違いなくHSC」と気づくお母
さんたちが増えてきました。

1万年堂出版にも、HSCを知ったことで、「気
持ちが楽になった」「本当に救われた」という
喜びと感動のお便りが、毎日のように届いて
います。

同時に、「では、HSCのわが子に、どう対応
するのがベストなの? そこが知りたい」と
いう声も、続々寄せられるようになりました。

そこで、このたび、『ここが聞きたかった!
HSCの子育てQ&A(仮題)』を発刊すること
になりました。

「敏感な子だからと親が守っていると、弱い
子になりませんか?」

「不登校の息子、この先、ちゃんと人と関わっ
ていけるのか心配です」

「園や学校の先生に、HSCについて伝えると
きのポイントはありますか?」

などの質問・悩みに、明橋先生が答えます。

発売は2月下旬を予定しています。どうぞお
楽しみに♪

「HSCトークセミナー」at梅田蔦屋書店、盛
り上がりました!

成人の日の1月14日、大阪の梅田蔦屋書店で、
明橋先生のHSCトークセミナーが開催され
ました。
会場は9階の4thラウンジ。明るく落ち着い
た雰囲気の中で、午後2時から始まりました。

3時から行われた質疑応答では、次から次へ
と手が挙がり、明橋先生は時間を延長して、
1人1人の質問に丁寧に答えられていました。
(帰りの特急は、ギリギリ間に合ったとか!)

当日の様子はこちらからごらんください。
https://www.10000nen.com/topics/14732/
 

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明橋大二先生のプロフィール
昭和34年大阪府生まれ、京都大学医学部卒業。
真生会富山病院心療内科部長。
児童相談所嘱託医やNPO法人子どもの権利
支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防
止アドバイザーとして、子どもの問題に関わ
る。
ホームページ http://www.akehashi.com/