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5歳の息子がよく熱を出します
            

こんにちは。ナビゲーターのりんこです。
急に肌寒くなってきました。
スイミングからの帰り、頭が濡れていると風
邪を引いてしまうので、先週から子どもにタ
オルキャップを持たせました。
教室が終わって、1人、2人とキャップをし
て更衣室から出てくる姿は、まるでこびとの
よう。本当にかわいいです♪

それでは、今日も、明橋先生のQ&Aからお
届けします。

明橋大二先生の
親子でホッとする子育て教室【483号】

もくじ

◆子育て相談室Q&A
 ・5歳の息子がよく熱を出します

◆ホッとインフォメーション
 ・『子育てハッピーアドバイス 小児科の巻』
37万部
 ・TSUTAYA三軒茶屋店でHSCトークセミ
ナーを開催!

子育て相談室Q&A

【質問】
5歳の息子ですが、敏感でよく眠れず、1カ
月に1回は熱を出してしまいます。
何か、気をつけるべきことは、あるでしょう
か。

【答え】
熱を出しやすいというのは、身体の問題もあ
ると思いますが、敏感でよく眠れない、疲れ
やすいことが関係していることもあると思い
ます。
敏感な子どもは、細かいことに気づくし、刺
激が許容量オーバーしやすいので、それだけ
で疲れてしまいます。
心が疲れると、それが「発熱」という形で出
てくることもあるのです。

このような敏感な子に大切なのは、「境界線を
引く」(バウンダリー)ことと、休憩(ダウン
タイム)です。

境界線を引く、というのは、簡単に言うと、
「人は人、うちはうち」ということです。
人がそうだからといって、自分のところもそ
うでなければならない理由はありません。子
どもは一人一人違うし、他の子に当てはまる
ことでも、自分の子には当てはまらないこと
も、たくさんあります。特に、HSCの子は、
非HSCの子とは、いろんな意味で違います。

「自分の子だけ、どうしてこんなに身体が弱
いんだろう」と自分の子どもが悪いようにつ
い思ってしまいますが、それだけいろんなこ
とを感じているから、疲れやすい、身体に出
やすい、ということもあるのです。

また、お母さん自身も、例えば人から「他の
子はこんなんじゃないよ」と言われても、う
ちの子は敏感なところがあるから、こういう
ことはあることなんだ、決してうちの子の欠
点ではないんだ、と考えていくことも大切で
す。
親御さん自身も、周りとの境界線を引いてい
く、ということです。

もう一つは、「休憩をとる」ということです。
敏感な子は、いろんなことが気になって、い
ろんなことを考えてしまうので、それだけで
疲れてしまいます。疲れを取るためには、休
憩が必要なのです。
「ちょっと疲れているな」と思ったら、独り
になる時間を作るなどして、休憩する時間を
とってほしいと思います。

ホッとインフォメーション

子育てハッピーアドバイス 小児科の巻』37万部に

「発熱は、ワルモノではなかったのですね!」
この本の読者がまず口にする感想です。
発売当時、「目からウロコ!」という感想が飛
び交った『子育てハッピーアドバイス 知って
てよかった 小児科の巻』は増刷を重ね、37
万部を突破しました。
「はじめに」の一部をご紹介します。

*****
毎日、読者の皆さんから寄せられる、『子育て
ハッピーアドバイス』の愛読者カードは、す
でに5万通になっています。そこには、現代
の親御さんたちが直面する子育ての悩み、不
安がすべて映し出されている、と言っても過
言ではありません。

それを読ませていただいているうちに、気が
ついたことがありました。
今の親御さんが不安に思うのは、子どもの心
の問題だけではない。体の病気についても、
同じくらい、不安を感じ、悩んでいるのだ、
ということでした。

最近は、「コンビニ受診」などと呼ばれ、24
時間営業の感覚で、親が子どもを夜中に病院
に連れてくる、といわれます。
そんなことをするから、小児科医が疲れ果て
て、病院を離れたり、小児科が閉鎖になった
りするんだ、といわれます。
確かに、時間をわきまえない、非常識な人も
あるでしょう。しかし私は、その一方で、夜
中に子どもが熱を出した、どうしていいかわ
からない、このまま取り返しのつかないこと
になったらどうしよう、と不安で不安で、そ
れで夜中に病院に来る人も決して少なくない
ことを知っています。

「この程度の症状で、夜中に病院に連れてこ
ないでください。病院はコンビニと違うんで
す」と露骨に言われて傷ついたという親御さ
んを何人も知っています。しかし、様子を見
ていたら様子を見ていたで、「どうしてこんな
になるまでほうっておいたんですか!」と責
められるのもまた親なのです。
病院にも確かにプレッシャーがかかっている
かもしれませんが、親御さんは、それ以上の
プレッシャーの中で毎日闘っているのです。

夜中に病院に連れてくるのは、親が不安だか
らです。それならば、ただ夜中の受診を問題
にするのではなく、まず正しい知識を伝えて、
親御さんに安心と自信を持たせることが必要
ではないでしょうか。
(中略)
この本が、親御さんの気持ちを少し楽にし、
それが子どもの笑顔につながり、みんなの幸
せになる、そのささやかな一助になるといい
なと思います。
*****

※『小児科の巻』は、小児科医の吉崎達郎先
生と明橋先生との共著です。
詳しい内容はこちらをごらんください。
https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-35-2/

明橋先生のHSCトークセミナー開催

『HSCの子育てハッピーアドバイス』は、発
売から4カ月。HSC(ひといちばい敏感な子)
の情報を求めていた親御さん、教育関係者の
間で、少しずつ、着実に広がりを見せていま
す。
本書の刊行を記念して、渋谷、大阪府枚方市
に続いて、東京都世田谷区のTSUTAYA三軒
茶屋店でも、11月16日(金)、明橋先生のHSC
トークセミナーが開催されることになりまし
た。
ぜひ足を運んでみてくださいね。

●申し込み:TSUTAYA三軒茶屋店BOOK館
レジ(キャロットタワー2F) 電話予約可
●問い合わせ:03-5431-7788
●会場:TSUTAYA三軒茶屋店 レンタル館イ
ベントスペース

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明橋大二先生のプロフィール

昭和34年大阪府生まれ、京都大学医学部卒業。
真生会富山病院心療内科部長。
児童相談所嘱託医やNPO法人子どもの権利
支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防
止アドバイザーとして、子どもの問題に関わ
る。
ホームページ http://www.akehashi.com/